レーシックのあとアイプチはしてはダメなのか?

整形手術をしなくても二重まぶたが作れるアイプチ。
特殊なノリを使ってまぶたをくっつけて二重にするという、ちょっと強引な方法です。
「アイプチ」はイミュの登録商標ですが、リキッドを使って接着せずに二重にする方法や、テープを使うものなど様々な類似品が存在します。
デジカメがサンヨーの登録商標なのでメーカー側はデジタルカメラなどと読んでいるのに、結局ユーザーからはひとくくりにデジカメと呼ばれているのと似ています。

少し話はずれましたが、このアイプチ、レーシック手術後に使うことはできるのでしょうか。
この解答には、まずレーシックの仕組みから理解していただく必要があります。

レーシックでは機具やレーザー光線によって角膜の表面にフラップというフタを作ります。
このフラップをめくった露出部に特殊なレーザーを照射して角膜を削り、フラップを元に戻すというのがおおよその流れです。
フラップはただ角膜に貼り付けているだけですから、衝撃や圧力などでずれる可能性があります。

個人差はありますが、一般的にはフラップは1週間程度で安定してきて、ちょっと触れる程度ではずれないくらいの強度になります。
とはいっても、強く目をこすったりすることに耐えられるのは1ヶ月以上たってから、人によっては3ヶ月以上たってもフラップがずれてしまうことがあります。
基本的には一部の例外を除いては、レーシックを受けた人の角膜が、術前の強度に戻ることはないと考えた方が良いのです。
もっとも、目をこするということ自体、レーシックを受けていなくても目のためには良くありませんので、むやみにこするのは辞めた方が良いでしょう。

アイプチはまぶたを強く引っ張り上げることで角膜に負担を与えます。
フラップが安定していない状態でこれだけの負担をかけることは感心できません。
できればやらない方が良いのですが、どうしてもやるというのであれば1ヶ月以上おいた後、クリニックの経過観察と許可を得てからやるようにしましょう。

アイプチは習慣的に常用していると、まぶたが腫れたり、眼病になる恐れもあります。
自分の顔の個性を認めて、そのままでいるのが一番良いのですが、どうしてもというのであれば、二重の整形手術の方が、長い目で見れば良いかも知れません。
整形手術が先なら、経過を見て1ヶ月後ならレーシックを受けられますし、レーシックを先に受けてしまった場合でも3ヶ月後を目安に受けられる場合があります。
もっとも整形の場合、再整形しない限り一重には戻らないので注意が必要です。

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